Notionの新規ページで「アイコン」を先に決める
―― 小さな記号で、ページを資産として戻れる場所にする
Notionのアイコンは、
各ページのタイトルそばに表示される、
小さな画像や絵文字のことです。
一覧(サイドバー)ではタイトルの左横に、
ページを開くとタイトルの上に表示され、
ページを視覚的に区別する「目印」として機能します。
この小さな目印は、
ページを開く前に目に入ります。
だからこそ、増えたページの中で、
「戻れるかどうか」に影響します。
この記事では、
アイコンの設定手順は扱いません。
新規ページを作った瞬間に、
迷いにくくするための「考え方」を整理します。
読むことで、次のような視点が残ります。
- アイコンを付ける/付けないの判断が軽くなる
- 絵文字・画像・GIFの“使いどころ”が整理できる
- 「象徴としてのアイコン」を作るときの基準ができる
ここで一度、全体像を図で置きます。
この記事は操作手順ではなく、
新規ページで迷いにくくする「考え方」の整理です。
※ Notion新規ページは、アイコンを「象徴」として先に決めれば、戻りやすい「資産」になることがわかる図解
中心は「象徴を1つだけ」。
ここから本文に戻ります。
アイコンは装飾であり、同時に「目印」でもあります
アイコンは、
「戻るための旗印」です。
私はこの意味を、
強く意識しています。
ただ、それだけではありません。
アイコンには、
ページの第一印象をやわらげたり、
そのページの雰囲気を作ったりする役割もあります。
ページの印象は、
主に次の3点で決まりやすいです。
- タイトル
- カバー画像
- アイコン
この3つが揃うと、
ページは「情報」だけでなく、
「空気」をまといます。
文字だけが並ぶと、
どうしても堅く感じることがあります。
でもアイコンがあると、
少し肩の力が抜けます。
さらに、自分が気に入ったアイコンが置かれていると、
ページを開く前から、
少しだけ気持ちが上向きになることがあります。
つまりアイコンは、
- 戻るための目印になり
- 堅さをほどき
- 気分の入口も作る
この三つを同時に担える、
珍しい要素だと考えています。
新規ページで迷う理由は「毎回ゼロから象徴を作ろうとする」からです
アイコンにこだわる人ほど、
次の状態に入りやすくなります。
- 内容にぴったりの絵文字が見つからない
- しっくりくる画像を探して時間が溶ける
- 結局、後回しになって未設定のページが増える
ここで大事なのは、
アイコンを「正解探し」にしないことです。
資産化の観点では、
“ぴったり”よりも“戻れる”が優先になる場面が多いからです。
アイコンを「象徴」にするなら、最初に1つだけ決めます
私はアイコンを、
「そのページの象徴」として扱っています。
ただし象徴は、
情報を詰め込むほど弱くなります。
アイコンは表示が小さいからです。
象徴として機能しやすいのは、
次の3つのどれかに絞ることです。
- 「役割」:これは何のページか(学び/作業/記録/参照 など)
- 「テーマ」:何についてのページか(AI/Notion/健康/営業 など)
- 「状態」:今どんな段階か(進行中/保留/完成 など)
この3つが混ざると、
一覧で読み取りにくくなります。
だから新規ページの時点では、
まず「今日はどれを優先するか」を、
1つだけ決めます。
ここまで決まると、
アイコン選びは“デザイン”ではなく、
“分類”になります。
絵文字・画像・GIFは「強さ」が違うので、使う場所を分けます
Notionのアイコンは、
選択肢が多いようで、
整理すると3種類です。
「絵文字」
いちばん軽い選択です。
仮置きができ、
後で差し替えもしやすい。
迷ったら、
絵文字が安全です。
「画像(ベクターを含む)」
世界観や統一感を作りやすい選択です。
とくにシンプルな図形は、
一覧で“棚のラベル”になりやすいです。
「GIF」
動くので目立ちます。
そのぶん強く、
使い方を間違えるとノイズにもなります。
重要なのは、
どれが正しいかではありません。
「強いものほど、数を絞る」
これが、運用を続けるための設計です。
こだわりは「識別の精度」を上げるための投資になります
私はこの小さなアイコンにも、
かなりこだわっています。
アイコンのサイトから持ってきたり、
ベクター画像を編集して、
色を変えたり(PhotoshopやAffinityなどで)。
AIでアイコンを作成することもあれば、
作成したものから、
動画(パラパラ動画)のGIFにすることもあります。
これは「見た目を良くしたい」という話だけではありません。
ワークスペースが増えたときに効く、
「識別の精度」を上げています。
具体的には、次の3つです。
- 他と被らない(一覧で埋もれない)
- 形が単純(小さくても読める)
- 色やトーンが揃う(棚として見える)
この3つが揃うと、
ページを開く前の判断が速くなります。
つまり、
「探す疲れ」が減ります。
象徴として強いアイコンは「一言で説明できる」ものです
象徴は、
説明が長くなるほど薄まります。
なので基準は、
シンプルにします。
そのアイコンを見たとき、
自分が一言で言えるか。
- これは「学び」のページ
- これは「記録」のページ
- これは「参照」のページ
一言で言えるなら、
象徴として機能しやすいです。
逆に言い換えが何段階も必要なら、
意味を詰め込みすぎている可能性があります。
GIFは「看板」にすると扱いやすいです
GIFは使えます。
ただし強い表現なので、
多用すると落ち着きが消えます。
なので私は、
GIFを「看板」として扱うのが安全だと考えています。
- トップ導線や重要ページだけに限定する(多用しない)
- 動きは短く、ゆっくり、単純にする(点滅や高速ループは避ける)
- 文字で伝えず、形・色・余白で伝える(小さくても潰れにくい)
「強いアイコンは、強い場所にだけ置く」
このルールだけでも、
統一感が崩れにくくなります。
付けない自由も残しておくと、運用が続きます
アイコンは便利です。
でも全ページに必須にすると、
整備が目的になりがちです。
資産化の目的は、
整えることではなく、
戻って使えることです。
だから私は、
次のような“逃げ道”を最初から残します。
- 迷うページは絵文字で仮置きする
- 重要ページだけ画像で“正式ラベル”にする
- GIFは“看板”として限定運用する
例外が許される設計は、
継続しやすい設計です。
まとめ:新規ページのアイコンは「象徴」を先に決めるほど、迷いが減ります
Notionの新規ページのアイコンは、
小さな要素です。
でも小さいからこそ、
一覧での「戻りやすさ」を支える旗印になります。
そして同時に、
ページの雰囲気を作り、
文字だけの堅さをほどく役割も持っています。
押さえておきたいポイントは次の通りです。
- アイコンは目印であり、雰囲気づくりの要素でもある
- 象徴にするなら「役割/テーマ/状態」のどれか1つに絞る
- 絵文字・画像・GIFは強さが違うので、使う場所を分ける
- 強い表現(GIF)は数を絞り、看板として限定運用する
Next Action(小さな一歩)
次に新規ページを作るときだけ、
「このページの象徴は何か」を一言で決めてから、
アイコンを置いてみてください。
そして、
少しだけ気分が上がるものを選んでみてください。
戻るための合図と、
続けるための入口を、
同時に作る感覚です。