Notionを軸に発信している私が、WebサイトにSquarespaceを選んだ理由

―― Notionで整え、Squarespaceで「形」にして届けるための設計

NotionやAIを学び、日々触れている。
それでも時間が経つと、
「結局、何が自分の中に残ったのか分からない」と感じることがあります。


学んでいないわけではない。
使っていないわけでもない。
むしろ毎日のように触れている。


なのに、
あのとき良いと思ったことが思い出せない。
結局また検索からやり直している。
そんな感覚だけが残ってしまう。


KUNISHIGE Labが向き合っているのは、この違和感です。
学びが残らない理由は、AIが難しいからでも、
Notionが使いこなせないからでもありません。


多くの場合、学びが
「その場で消費されて終わっている」だけだと、私は捉えています。


私はこれまで、Notionのセミナーや講座を通じて、
学びを整理して形にする支援を続けてきました。


この記事では、Notionを軸に運用している私が、
なぜWebサイトの“器”としてSquarespaceを選んだのかを整理します。


結論を押し付ける意図はありません。
読者が自分の環境に合わせて判断できる材料として書き残します。


※ Notionで整理した学びを、Squarespaceで「形」にして届けるWebサイト設計とその選定理由を表した図


NotionとSquarespaceは「競合」ではなく「分業」にできる

NotionとSquarespaceは、
同じ役割を取り合う関係ではないと考えています。
用途を分けると、運用が落ち着きます。


KUNISHIGE Labでは、学びを料理にたとえて整理しています。


  • Notion=素材庫(冷蔵庫)
  • AI(LLM)=下ごしらえ(まな板)
  • 形にする=完成した料理(食卓)

Notionに記録するという行為は、
ただメモを取ることではありません。


日々の学び、気づき、試行錯誤を
「あとから使える状態」で保管することです。


どんな学びがあったのか。
なぜ気になったのか。
今の自分はどう感じたのか。


そうした文脈ごと、
冷蔵庫に入れておく感覚です。


AI(LLM)は、その素材を
“まな板の上”で加工する工程に向いています。


まとめる。
見比べる。
言葉を整える。
別の切り口を見つける。


下書きの摩擦を減らしながら、
考えを前に進めるための道具として使えます。


そして最後に必要なのが「食卓」です。
整理され、加工された学びが、
はじめて表に出る場所。


  • ブログ
  • 資料
  • コンテンツ
  • 講座や商品

これらはすべて、学びが「形」になったものです。
Squarespaceは、私にとって
この“食卓”を担う場所です。


理由1:デザインは、意志の説明を減らしてくれる

Webサイトの見た目は、飾りではありません。
読者が安心して読み進められるかどうかに直結します。


「ちゃんとしている」と文章で説明するより、
最初の数秒で“そう感じられる”ほうが、読者の負担が小さい。


Squarespaceは、世界観を整えるための土台が用意されています。
No Codeで作成できるため、
デザインや構造を整える工程で手が止まりにくい。


そして、デザインがきれいだと、
作っている最中の気持ちが前向きになり、
更新を続けやすくなります。


私が重視したのは、見た目の技巧ではなく、
学びが落ち着いて読める環境です。
その意味で、Squarespaceは目的に合っていました。


理由2:管理が軽いと、コンテンツが育ちやすい

サイト運用で難しいのは、
「始めること」より「続けること」です。


継続を止める原因は、書けないことよりも、
疲れてしまうことが多いと感じています。


私はこれまでWordPressでブログを書いてきた経験もあります。
自由度が高い一方で、
作成や更新の手間が増えやすいと感じる場面もありました。


私の場合、その負担が大きくなるほど、
「書くこと」から意識が逸れていく感覚がありました。


Squarespaceは、運用の摩擦を増やしにくい構造だと感じています。
「サイトの面倒を見る」よりも、
「書く・整える」に時間を残しやすい。


そして、Notionを日常的に使う私にとって大きかったのが、
Notionで作ったページやデータベースを埋め込みやすい点です。


内側(Notion)で整えたものを、
外側(Web)に持っていく動線が短いと、
「形にする」までの摩擦が減ります。


Squarespaceは、日本語表示に切り替えられる点も大きいと感じています。
操作画面が母語で読めるだけで、
設定や更新の心理的な摩擦が下がります。


以前は英語表記が気になって導入を迷う方もいたと思いますが、
いまはその壁が小さくなっています。


AI時代は、情報が増えるほど、
書き手の集中力が貴重になります。
だからこそ私は、器を軽くする判断を取りました。


理由3:「資産化」は、独自ドメインの“城”と相性がいい

KUNISHIGE Labで考える「資産」とは、
一度で終わらず、何度も引き出せて、
形を変えて活かせる状態です。


知識も経験も、整理されていなければ流れていきます。
整理されていれば、時間を味方につけて育っていきます。


ここで大事なのは、完璧にまとめることではなく、
「取り出せる状態」にしておくことです。


この考え方は、発信の置き場所にもつながります。
便利な場所に置けることと、
長く育てられることは、同じではありません。


独自ドメインのWebサイトは、
「自分の城」として積み上げやすい。


記事が増え、内部リンクが増え、思想が整理されていく。
そうした積み上げが、時間と一緒に効いてきます。


Squarespaceを選んだ理由として、もう一つあります。
必要な方には、コンテンツを「販売」という形で届けられること。
そして、サブスクや会員サイトのような仕組みも、
比較的手軽に用意できることです。


もちろん、すべての人に販売が必要だとは考えていません。
ただKUNISHIGE Labでは、学びが「形」になったとき、
届け方の選択肢が複数ある方が運用が続きやすいと捉えています。


ブログとして公開する。
資料としてまとめる。
必要な方に向けて、講座や商品という形にする。


Squarespaceは、こうした「形にする」選択肢を
一つの場所に整理しやすい点が、
今後の運用にも合っていると感じました。


まとめ:Squarespaceは「学びを形にする工程」を支える器でした

私がSquarespaceを選んだ理由は、次の3点に整理できます。


  • 見た目が体験を支え、説明を減らしてくれる
  • 管理の摩擦が増えにくく、制作に集中しやすい(Notionとの接続も含む)
  • 独自ドメインの“城”として、資産化と相性がいい(形の選択肢を持てる)

ただし、これは「Squarespaceが正解」という話ではありません。
大切なのは、あなたの学びが「取り出せる状態」で残り、
無理なく形にできることです。


Next Action:「内側」と「外側」を一行で分けてみる

答えは、きれいでなくて構いません。


「Notionに置くもの/Webに出すもの」を、
自分なりに一行で決めておくだけで、
迷ったときに戻れる基準になります。


※当サイトでは、記事内に紹介リンクを置くことがあります。
リンクの有無にかかわらず、判断は読者の方に残す方針です。

國重公秀

飲食業界で31年、現場から役員までを経験し、売上16億円から300億円への企業成長を牽引。現在はその経営視点と最新技術を掛け合わせ、「AI×Notion」に特化した生成AIコンサルタントとして活動しています。

中小企業や飲食店オーナー様の業務自動化と収益化を支援しつつ、自身も「1日3時間の労働で安定収益を上げる」ライフスタイルを実践中。

(James Skinner氏に師事(AI Super Human)/プロンプトスクール飛翔 元公認管理人/東大「AI経営講座」修了・生成AIパスポート 他)

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