2. なぜNotionは「資産の土台」になるのか
── 情報を溜め込み、あとから使える状態にするために
AIやNotionを学び、情報に触れる機会は、以前よりも確実に増えました。
それでも時間が経つと、
「結局、何が自分の中に残ったのか分からない」
「また検索からやり直している」
そんな感覚を覚えることがあります。
学んでいないわけではない。
使っていないわけでもない。
それでも残らない。
この違和感は、
学び方やツールの問題というより、
情報を“どう残しているか”の問題だと感じています。
Notionを使う目的は、人それぞれです。
私の場合は、とてもシンプルで、
「良い情報を、あとから使える形で溜めておくこと」
これを一番の目的にしています。
YouTube、有料の情報サイト、講座、記事。
日々触れている情報の中には、その場で終わらせてしまうには惜しいものが、数多くあります。
それらを「いつでも取り出せる状態」にしておく。
そのための土台として、Notionを使っています。
情報は、まず“整理された形”で保存する
私は、外部から得た情報を、そのまま貼り付けることはあまりしません。
一度、整理された形にしてからNotionに入れるようにしています。
具体的には、「もじ議事くん」というGPTsを使い、
YouTubeや記事の内容を議事録風にまとめます。
- 話の流れが整理される
- 要点が明確になる
- TODOや論点が切り出される
この状態にしておくと、
「どんな情報なのか」を、あとから一瞬で把握できます。
Notionは、情報を溜める場所というより、
整理された情報を置く場所として使っています。
整理したあとに「自分の解釈」を必ず足す
情報をまとめたあと、
必ずやっていることがあります。
それは、
自分の解釈や考えを、備考として書き加えることです。
- なぜこの情報が気になったのか
- どこに使えそうか
- そのときの自分は、どう感じたか
ここを残しておくことで、
その情報は「誰かの知識」ではなく、
自分の文脈を持った情報になります。
データベース化すると、情報は“見渡せる”ようになる
これらの情報は、
Notionのデータベースページに入れています。
データベースにする理由は、シンプルです。
全体を見返しやすくなるから。
プロパティには、
- 内容の要約
- 抜き出したTODO
- 自分の考えや補足
などを入れています。
一覧で眺めたときに、
「どんな情報が、どんな状態で溜まっているか」が分かる。
この時点で、
Notionは単なるメモ置き場ではなくなります。
LLMで、情報は一気に加工できる
データベース化している最大の理由は、
あとからLLMで加工しやすいことです。
Notion AIやChatGPTを使えば、
- データベース内の情報をまとめ直す
- 共通点を抽出する
- 別の切り口で再構成する
といったことが、一瞬でできます。
Notionのデータベースは、
学びを素材として扱い、加工するための前提として設計しています。
目指しているのは「溜めて、加工できる状態」
私がやりたいことは、とても単純です。
- 貴重な情報を溜めておく
- いつでも取り出せる
- LLMで加工できる
この状態を作ること。
ここでいう「資産」とは、
一度で終わらず、何度も使い回せる状態、
そして時間を味方につけて育っていくものを指しています。
情報を集めるだけでも、
加工するだけでも足りません。
「溜めておき、あとから動かせる」
この状態になって、はじめて学びは資産になります。
Notionは、資産の“土台”として使う
Notionは、
何かを完成させる場所ではありません。
- 情報を置く
- 文脈を残す
- あとから加工できる状態にする
そのための土台です。
この土台があるからこそ、
LLMでの加工や、アウトプットにつなげる流れが生きてきます。
KUNISHIGE Labでは、
こうした「学びを資産にするための設計」を、
静かに、少しずつ言語化していきます。
次回予告
次回は、
「学びをどう扱えば、消費で終わらなくなるのか」
という視点から、
- なぜ学びは残らないのか
- AIを使っても消えてしまう理由
- 資産として育てるための考え方
といった、
思想寄りの話を掘り下げていきます。